隣の女2

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本当に久々の更新である

 

 

フェイスブックのご友人たちに、リアルでお会いするたびに最近ブログを更新してない、楽しみにしてますと言われるが、それであったら、SNSの特性を生かし、ネット上で普段から積極的にコメントやら応援メッセージやらを送って欲しいと思ったのは単なる私のわがままなんでしょうか?

 

 

 

自称人気執筆家としては、見えない読者が果たして楽しんでくれてるか、心待ちにしているかを感じられるかが、創作意欲に直結し、ここ最近のブログ更新を怠っていたのは、さも読者たちのせいであると伝えておきたい、、、

 


さて、今日はいつもの通りチャカチャカEDMを聞きながら、テンションアゲアゲで羽田空港に向かってきた

 

そう、今日はグループ子会社の社員旅行に呼ばれ、いざ札幌へ向かっている

 

ただ、子会社が大阪のため、私だけ1人東京から参戦で1人寂しく、エアポートでまっている

 

札幌とかは別に社員旅行で行く必要のない場所であるが、大阪の若い衆はどうやら北の大地のさまざまな美味しいものや透き通る肌の女性と戯れることに憧れて、彼の地を選択したらしい

 

 

わかる、私も昔はそうだった

 

 

透き通る肌の女性、たしかに男たちの憧れである
寒い地域の女性は肌がきめ細かく、色白で素敵である

 

 

私もそんな彼らの楽しみに花を添えようと数日前にわざわざネットで購入したグッズを持参して参戦をすることにした


ただ、そのグッズが思った以上にエクスペンシブで、かさばるので、こちらの都合で1つだけの持参であることを予めこのブログにて発信しておきたい 

 

 

このグッズを若い衆に渡したらどんな喜びの表情や感情の高まりを観れるのであろうか?

 

若い衆はこのグッズの争奪戦を行い、骨肉の争いがうまれるのでないだろうか?

 

これを使った北国の透き通る肌の女性たちはどんな恍惚に包まれ、その虜になって行くのだろうか?

 

そんな想像をしたら、札幌も悪くないなと密かに思いはじめた

 

 

 


さぁ、搭乗である

 

 

 

グループの総帥を送り届けるというのに、彼らは私にエコノミークラスを提供した

 

グループ総帥という価値は安いものである

 

そしてその経済感覚に少し安心している私がいた

 

 

まあ、エコノミークラスといえば、いつもの楽しみがあるではないか

 


さあ、どんな子が隣に来るんだろう

 

今日は平日の朝の便で、ほぼ満席状態とアナウンスが入ってる


これは期待できる


私は総帥の価値を安く見られたイライラをすでに忘れ、26Gの席にめがけ、小走りに胸を踊らせ向かった

 

 


さあ

 

 

 

 

さあさあ

 

 

 

 

 


さあさあさあ

 

 

 

 

 


どこだ俺のせきぃぃぃ

 

 

 

あった

 

 

 

ん?

 

 

 

 

んん??

 

 

 


あの子は?

 

 

 

 

 

あの子ハァァ!

 

 

 

 

一瞬時が止まった

 


あの日

 

 

札幌に向かった日

 

 

クリスピークリームの女

 


が26Fにいるじゃないかぁぁあxdt?

 

 

 

これを運命と呼ばず、なんというのだろうか?


奇跡というのはこうやって何気ない日に突然訪れるものだったのか!

 

これは人生の岐路に立ったのではないであろうか?

 

苦節42年、いよいよ人生のリスタートを迎えたのか?

 

もうすでに、心臓は激しく鼓動を繰り返し、

 

頭の中ではアドレナリンが噴水のように吹き出し、

 

鼻息はダイソンよりも激しく酸素を吸い込み、

 

目の瞳孔は彼女を凝視するために、完全に解放され、すでにビームを放ちそうな勢いである

 

 

もう抑えられない

 

 

今日は彼女はクリスピークリームをもってないが、話しかけたい

 

 

そう思った刹那、私の口は勝手に喋り始めていた

 

 

『よう、ひっさしぶり〜』

 

 

 

軽く入ったせいか、彼女は不審者を見る目で、こちらの様子を伺っている

 


『この前飛行機であった、、クリスピークリームをもらおうとしたやつっす』

 

『あっ、、』

 

思い出してくれた、さあ、畳み掛けろ!

 

 


『実はあなたにプレゼントがあって』

 

 


また怪訝そうにこちらの目を見ながら、恐る恐る返事をして来る

 


『なっ、なんでしょうか?』

 

 

『これです』

 

 

私は、少し迷ったが、運命と奇跡を信じ、若い衆に渡すはずの至宝のグッズ《ウーマナイザー2》を彼女に渡した

 

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彼女はすでに不審者を見るかのようにこちらを見ているが関係ない、ここは空の上だ、この機内では絶対に逃げられない、そして2時間は軟禁状態で一緒の時を過ごすのである

 


さあ、押し込め、もっと押せ

 

 

『これはドイツの女性専用のオカリナです』

 

 

彼女の顔には明らかに激しい動揺の表情が見られる

 

オカリナが嫌いだったか?

 

関係ない、もっと前へ、もっと突っ込め

 

こちらは彼女をすでにロックしてる

 

 

 

『吹くタイプのオカリナではなくて、吸われるタイプのオカリナで、、、』

 

 

彼女はもはや不審者を通り越し、犯罪者から逃げたい表情をしながら、唖然としている

 


でも、2時間は一緒だから逃げられない

 


さあ、ゴールは近い、、

 

 


『でも吸われるのは、上の口でなくて、、、』

 

 

そこまでいった時、彼女は大声でCAを読んだ、、

 


そして席を立ち、CAと話し、他の席に移動してしまった

 


なぜか、CAからも不審者を見る目で見られている

 


今から2時間のこの目線が辛い、、

 


寝たふりしてやり過ごします