ユキが大っ嫌いだ

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あたり一面が雪だった


先日10万円の宝くじ等を購入した私の唯一の希望は、結果1080円になりはててしまった
投資対効果が99%のマイナスという散々な結果に、私はなんてバカな行動を起こしてしまったんだろうと激しく後悔した
また、修理車両の方も保険を使ってもおそらく大きな損失を被ってしまうという事態に結果的になり、これまた激しく憤りを感じている今日この頃である

そして、なんと54年ぶりの11月の東京での積雪である
昨日からなんとなくニュースで聞いていたが、本当に降るとは思ってなかった
できれば本当は降って欲しくなかった・・・
omg。。。
神様はここまで残酷なのか…


なぜなら、私はユキが嫌いだからである


とにかくユキが嫌いだ


本当に大っ嫌いだ


できることであれば存在しないでほしい



冬には札幌には行きたくないし
スノーボードやスキーなどは一切したことがない
将来はユキが降らない地域で一生を終えたいと思っている



その理由は私がまだ16歳の頃、25年前に遡る
私の記憶に深い傷跡を残した出来事である


当時の私は高校1年生

元来私という生き物は女子にちやほやされたいというモチベーションの基本理念のもとに成り立っている

当時の私はとにかく優秀な高校に入れば、女子にモテるのでないかという浅はかな考えのもと、中学校で死ぬほど勉強し、早稲田大学の付属高校へ入学した

中学生の頃は女子に一切見向きもせず、高校生大学生を謳歌すべく、そして人よりも優位に見せたいという願望から死ぬほど勉強し、大学がある付属高校を選んだ

そして、入学を迎えた

いよいよ幸せな青春の高校生活の始まりである

高校生になり、まず初めに体験したことは合コンである
女子との出会いの場、男子と女子がときめく出会いの場
合コンとは、当時の私には夢の楽園のように思え、その経験をするときがきたと改めて自分は幸せ者だと胸が高まったのである

さて、どんな出会いがあるのだろう

初めての合コンとはどんな風なものなのであろうか?

運命の人に出会えるのであろうか?

かわいい子はいるんだろうか?

初体験とか済ませられるのかな?

様々な期待と欲望を胸に抱き、はじめての合コンに参加した

お相手は、O妻女子の附属高校の1年年上の2年生で1年生の私たちにはお姉さんたちとの合コンということでさらなるときめきと期待感を持って臨んだのである


さあ、合コン会場にレッツゴー



ドキドキ



ドッキドキ





とぅるっとぅトゥルトゥル・・・・・




しかしその淡い期待は、一瞬にして崩壊した
もはや秒殺である
かの明智光秀の3日天下よりも、秒速で1億円何ちゃらなどとも比較にならないほどの速さである
早◯の方も安心していただきたい
それよりも多分早かった・・・・


何を私たちは期待していたのだろう?



このこれから始まる戦いにもはや意味など見出せるだろうか?



日本独特の「かわいい」という形容詞はこの場に存在してはいけないと初めて実感した



そして私の貴重な初体験は絶対にここで安売りしてはいけないと心に誓った




そしてまもなく自己紹介がはじまった


はじめに一番関わりたくない物体が口を開いた


その物体は、コギャルの代名詞をもとに肌は汚く黒光り、髪は「けばけば」で、小錦ばりの巨体を揺らしながらこうつぶやいた

「ユキって言います!私の好みは正面にいる人 vキャハv」

これは俺のことか?




俺のことを好みって言ってるのか?





何を言い出したんだこいつは・・・


 

 

 


キャハって何だぁぁぁぁぁっっぁ





できる事であればこの状況から、早く逃げたいぃぃぃぃぃぃぃ





ウゴォォォァォアもあんcんcアシァ



彼女は、私を合コン素人ということをいいことに子鹿のごとくロックオンをし、ハンターのごとく私の初めての経験に狙いをつけた

私は子鹿ながら必死に抵抗をし、彼女の巨体から繰り出す密着攻撃を避け、けばけばな髪の毛でのキューティクルから程遠いかきわけ攻撃をかわし、命からがらこの状況を脱したのである

この時、本当にハンター「ユキ」から逃げ切ることができたのは奇跡としか言いようがない

その後「イエスの奇跡」ならぬ「伊藤の奇跡」と学校内噂になったのは言うまでもない

そして、この日より「ユキ」が大っ嫌いになりトラウマになった




今日は雪が降った

ハンターは何をしているのだろう

今あの時私が奪われていたらどうなっていただろうか

外に出たら、「雪」のせいか「ユキ」の思い出のせいか身震いをした



全国のユキさん…すみません